クジラのよしなしごと。

ひとつの小さな約束があるといい。

顔がこわいひと

 ■迫力

 

テレビを見ながら、あぁ、このままだと、まるで当然のことのように、小池百合子が都知事になるんだろうなぁ、と思いを馳せる。

 

別に「日本会議が〜」とか「ネトウヨは感性の劣化だ〜」とか、そういう話をしたいわけではない。まぁ東京都知事だから。千葉県知事じゃないし。

ちょっと横道にそれれば、そう、東京都知事なのだ。別に北海道知事でも大阪都知事でもアメリカ大統領でもないわけで、他県民からしてみれば「別に誰がなってもかわらないし」って感じなのだ。というかむしろ、地方分権とはそういうものなのであって、小池百合子だろうが鳥越俊太郎だろうがマック赤坂だろうが、誰がなっても他県民には影響がない。それが地方自治のあるべき姿なのだろう。極論を言ってしまえば「東京都民以外関係ない」都知事のニュースで、「日本国民全体に関わる」参院選の議論が十分になされなかったのは、なんとも面白い話である。

 

さて、小池百合子の顔の怖さである。

石原慎太郎が「厚化粧のおばさん」と彼女を揶揄したが、化粧の厚さでいえばまだ片山さつきの方が何割か勝っているので、小池はやや出遅れている。というか、蓮舫にしても三原じゅん子にしても、タレント上がりは薄化粧でもそこそこ整った、品のある顔立ちに見えるのであって、はっきりいえば彼女達はそこに勝ち目はないのである。というかそもそも、別に顔で政治をするわけじゃないので、そういった印象にこだわり、無理して厚化粧してタレント上がり組に対抗する必要は全くないのである。いいじゃん、すっぴんのおばさん。好感もてるとおもうけどな。

 

しかしまぁ、化粧はともかく、小池百合子の顔は怖い。なんだろう。目元と口元が、バタ臭い戦後のメリケン人形に見えるというか、人工的なものに見えてしまうのだ。「CHICAGO」で、リチャード・ギアのパペットになって演説するシーンのレネー・ゼルウィガーのそれに見える。ええと、ええとね。

 

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そうそう、これこれ!!

 

なんだろう。なんだろう。目が笑ってないというか、冗談通じなさそうな感じが、なんか、なんか、怖いのだ。いや、別に仕事してくれればどんな顔の人がなってももちろん構わないんだけど……

 

美しくないと言っている訳では無いのだ。端正で凛としたお顔立ちだと思うのだけど、でもいかんせん怖い。もしかして小池百合子もまた、誰かに背中の中から手を突っ込まれて操られているのでは…と思ってしまうほど(深い意味は無い)だ。

 

というわけで、

どうなるんでしょうね都知事選。

もし小池百合子が就任したら、少なくとも、私が知る限りでの都知事の中でダントツ1番の顔の迫力である。ひえー。